揮発性有機化合物(VOC)対策

浮遊粒子状物質や光化学オキシダントに係る大気汚染の状況はいまだ深刻であり、現在でも、浮遊粒子状物質による人の健康への影響が懸念され、光化学オキシダントによる健康被害が数多く届出されており、これに緊急に対処することが必要となっています。浮遊粒子状物質及び光化学オキシダントの原因には様々なものがありますが、揮発性有機化合物(VOC(volatile organic compounds))もその一つです。VOCとは、揮発性を有し、大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレン、酢酸エチルなど多種多様な物質が含まれます。
 このVOCの排出を抑制するため、環境省においては、自動車からの炭化水素の排出規制に加え、以下のように、工場等の固定発生源からのVOCの排出及び飛散に関し、排出規制、自主的取組の促進、各種検討調査などの施策を講じています。

環境省:揮発性有機化合物(VOC)対策

一社日本印刷産業連合会が策定した印刷業界としてのVOC排出抑制自主行動計画と
平成28年度までの実施状況を掲載しています。
(2019年10月16日発表)

2019年度 日印産連VOC排出抑制自主行動計画および実施状況